1型糖尿病をコントロールしプロ囲碁棋士に。 [IDDM]
2月23日付読売新聞『顔』欄に下記の記事が載っていました。
血糖値が低ければ頭が働かず、高ければ眠くなる。
日に何度も血糖値を測り、インスリンを自分で注射する。
対局の際は注射器と甘味の入ったポーチを傍らに置き、
盤を前に注射することもある。
「ハンデとは思わない。囲碁も病気もいつも私と共にあるもの。
管理すれば普通に暮らせることを伝えたい」と語る。
「1型糖尿病をコントロールし、プロの囲碁棋士となった木部夏生きべなつきさん 16才」
日本棋院の女流採用試験で優勝し、4月からプロとして碁盤に向かう。「夢を与えられる碁を打ちたい」と目を輝かせる。
群馬県の公務員家庭の一人娘。7歳の頃、アニメで碁を知り、囲碁教室へ。小学4年の1月、プロへの登竜門である院生となった。変調を感じたのはその直後。いくら食べてもおなかいっぱいにならず、だるさがとれない。血糖値を下げるインスリンを分泌できなくなる1型糖尿病と診断され、即入院。病気のコントロールの仕方を学び、翌年には母と上京、藤沢一就かずなり八段の道場に入門した。
血糖値が低ければ頭が働かず、高ければ眠くなる。日に何度も血糖値を測り、インスリンを自分で注射する。対局の際は注射器と甘味の入ったポーチを傍らに置き、盤を前に注射することもある。「ハンデとは思わない。囲碁も病気もいつも私と共にあるもの。管理すれば普通に暮らせることを伝えたい」と語る。
戦う碁が持ち味。「自分からケンカを売ってしまう」。目の前に乗り越えるべきものがあれば戦うしかない。「決してひるまない」と思い定めている。(専門委員 岡崎裕哉)
(2012年2月23日 読売新聞)
ガラっと変わってTwitterで紹介されていたニュースを。
どうも1型糖尿病は世界的に増加傾向にあるらしい・・・
http://www.everydayhealth.com/type-1-diabetes/0126/whats-behind-the-rise-in-type-1-diabetes.aspx
詳しい原因は研究中とのことですが、可能性が高いと専門家の間で注目されているのが
・グルテン(グルテンを使った加工食品の摂取量増大?とか)
・バクテリア(衛生仮説の一つで、自己免疫への攻撃をしている?とか)
・肥満(1型とは直接結びつかないようですが、発症への最後の一押しに影響している?とか)
英語が堪能なわけではないので(翻訳ソフト様々です)正確性については担保致しませんm(__)m
上記ニュースを詳しく解説して頂ける方がいれば嬉しいです。
しかし・・・何時まで経ってもこのso-netって使えないな~重すぎる
今更変えるの面倒だしと思って使っていますが
と言うか、ブログ更新がTwitterから見るとめっちゃ面倒くさい。
Twitterでは毎日ブツブツ言ってますがブログは・・・m(__)m
「ハンデとは思わない。囲碁も病気もいつも私と共にあるもの」
良い言葉です。
人間誰にだって、一長一短あるもの・・・
「ハンディ」と思った時に、自分で自分にいろんな制限を付けてしまうのです。
どんな逆境の中でも、それを楽しめる余裕のある人は、本当に強い人です。
見習いたい人は沢山いますね。
by 羽村の古だぬき (2012-03-06 12:43)
古だぬきさん
そうですね。子供に教えられる?かな。
まぁ、子供に限らずですが。
1型増加傾向の記事ですが
世界的には増加傾向かもしれませんが
日本ではそのような発表(調査結果)は
聞いた事無いような?おやぢが知らないだけかな?
人種や住む所によって発症率にばらつきがあるようなので
日本(人)に直接当てはまるか?は疑問ですね。
by 沙織(父) (2012-03-08 07:16)
> 日本ではそのような発表(調査結果)は
> 聞いた事無いような?
そもそも、日本では、医療行政のトップのはずの厚生労働省自体に、1型糖尿病に対する関心がありませんからね
今回、IDFから「世界的な1型糖尿病増加」に対する注意信号が発せられたことで、ようやく日本でも、1型糖尿病への関心が高まってくれるのではないでしょうか?
日Iネット全国シンポまで、あと2日・・・
ちょっと天気が気になりますが、大勢の方に1型糖尿病を知ってもらう、大きな一歩になることを期待してます。
by 羽村の古だぬき (2012-03-08 12:21)