カーボカウントを始めるに当たって [IDDM]
カーボカウントを始める時に参考になる本を
幾つか並べてみました(おやぢが購入した本のみ)
皆さんの参考になれば幸いです。
※全てAmazonに飛びます。
糖尿病のあなたへ かんたんカーボカウント―豊かな食生活のために
- 作者: 川村智行編
- 出版社/メーカー: 医薬ジャーナル社
- 発売日: 2006/03
- メディア: 大型本:2400円+税
と、何冊か出版されています。
なお、カーボカウント完全ガイドはアメリカ糖尿病学会で作られたガイドブックの訳本です。
川村先生の『かんたんカーボカウント』は初めて手に取る患者向けかな?
杉本先生の本の方に、医師と・・・と書かれていますが
中は絵とか二色刷の表やグラフはじめ説明も患者でも
理解できる書き方になっています。
後半に大阪市大の川村、広瀬先生や黒田先生他の
対談も載っています。
よくわかるカーボカウントは元になるデータとして
出典や参考文献が各項目ごとに記載されているので
医療関係の方には良いのでは?と思います。
また執筆人も上記3名の先生の他、内潟先生や
北海道の小野百合子先生など有名どころをはじめとして
多数の先生が関わっておられます。
それと、南先生がクリニックの栄養士さん2名と
加わっておられます。
一番下の『糖尿病患者のためのカーボフラッシュカード』は
全100種類の食品・メニューの写真とカーボ(炭水化物)量、エネルギー量、ポイント等を
1枚のカードにコンパクトに集約してあります。
切り離してカードの様に使う事も出来ますので、カーボカウントの本と
一緒に購入して外食等の際に利用出来ます。
杉本先生は埼玉の勤務医から一昨年、
以下の趣旨から独立して研究所を開設されています↓
糖尿病治療は患者の自己管理によって成り立つ疾病です。この病気が、他の薬物療法を中心とする疾病ともっとも異なる点は「十分な自己管理指導なしに、良好な血糖コントロールを達成することは困難である」という点です。しかし、現行の保健医療制度の下で行われている5~10分診療で患者の必要に十分に応える診療・指導を行うことは甚だ困難な状況です。その上、糖尿病自己管理は患者の裁量で行われるため、患者の価値観が大きく関わってきます。このため、生物医学モデルのみに頼った医師主導の医療では良い結果は期待できません。
こうした糖尿病医療のニーズに応える有効な手法として、私はナラティヴ・アプローチを行っています。本法は、患者の価値観や個人的体験を尊重し、生物医学モデルとの両立を図っていくもので、糖尿病診療における今後の有効性が期待されています。
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